セックスオンザビーチ

焼けた浜辺のパラソルの下で、ピニャコラーダを飲むのが夢だよ

女の激情を見た人

女の激情って、割と見れるのレアじゃないですか?

 

囲碁やってるとき、自分がめちゃくちゃ激情的になるのを感じたんです。悔しがりなすごく子供っぽい自分ね。ダンスも激情的ではあったけど、もっとシーンとしているというか、ふつふつして、熱いものがこみ上げるタイプの激情であって、感情とはちょっと違う感じがした。ダンスで感じる激情は感覚に近い。

囲碁で感じた激情は単純に激しい感情。

それと関連するかは知らないけど、aくんに対して何度か感じたのは確実に激情だった。激しい感情。恋愛的なあれでいうと、伊藤に対して感じてた感情も激情に近かったとは思うけどまたベクトルが違う。伊藤に対する激情は崇拝的というか、憧憬の方向の激情だった。私にとっての恋の原型みたいなもん。

じゃあaくんと一緒にいて感じてた激情は何かというと、強い怒りのベクトルの激情。

常に怒ってた。おこってたんじゃなくて、いかってたんですよ。

 

怒り、憎しみ、哀しみ、不安、独占欲、嫉妬、苛立ちなどの非常に強い負の感情の爆発。今考えれば、だけど、私aくんと一緒にいるときずっといらいらしてたんだよなぁ。なんというか、あの人には、人の負の感情を増幅させる力があると思う。それでいてなんか磁力が強い。だから一度はまると頭の磁場が狂って中々沼から抜けられない。怖いね。

まぁ一概に彼がどうこうとかじゃなくて、私が子供だったし精神があまりにも不安定すきだということが要因でもある。

もう関係ない人だからいいけど。

話が逸れた。

激情。

 

人の激情を見るのって意外とレアっていうか。私自身、あんま人の激情って見たことないんですよ。私はaくんと一緒にいるときに何度も激情を爆発させて、大号泣したり、怒鳴ったり、ブチ切れたり、限界まで堪えた末にヤバイ手紙を書置きしたり、ペットボトルを道に叩きつけたり、黙り込んで絶対に何にも言わなくなったり、鬼電したり、キレすぎて高田馬場を爆走したり、煙草を吸ったり、バッグ投げたり。やべーな。かなりヒスってる。

でね、もしかしてなんだけど。

aくんは私の激情を見るのが結構好きだったんじゃないか?って思うんですけど。じゃあお前はどうなんだ?って言うと、私もaくんの激情を見るのが割と好きだった。

私のことで動揺したとき、傷ついたとき、感情が揺れてるときのaくんの表情、本物だった。

そう、あの人の仮面をひっぺがして、薄っぺらい馬鹿笑いをひっぺがして、その下にある本物の感情を見るのが好きだった。

それでいうとね、恋ではなかったけど、あの人の二面性だったり思春期っぽいところにハマってたというのは言えますね。

敢えて良い言いかたをすれば、私とaくんは本物の感情をシェアしあった仲だったんです。それがだめになっちゃった原因ではあるんだけど。

怒りが無になる瞬間が、お互い黙って目を覗き込みながら肌を合わせてるときでしたね。ほんと覗き込んでたなぁ。前も話したけどね、これは。

 

まとめると。

人の激情を見るのって結構レアよね、ということと。お互いそういうレアな体験ができてよかったね、ということと。

激情を見せ合うとその人間関係は大抵わけわからんことになる、ということは学びだったということです。

 

後にも先にも(先のことはわかんないか)私のあんな野生的で怒りで髪が逆立ったり泣きながら怒ったりわなわなしている姿を見た人間はあなたしかいないよ、aくん。レアだね。

 

関係ないけど、今やもうaくんに抱かれたいとは微塵も思わないなー。不思議。前までは結構抱かれたい…というか肌が恋しいと思ってた気もするけど。

上書き保存なのでしょうかね〜、実際。